解説記事のドラフトができました。
どんなMOD?
OCB Startup Optimizer は、ゲームやMODのアセットバンドル(.unity3d ファイル)の圧縮方式を組み替えることで、起動・ロード時間の短縮を狙うMODのようです。作者はocbMaurice氏。
7 Days to Die のアセットは、標準では圧縮率の高い「LZMA」で圧縮されています。ただしLZMAは展開(解凍)が遅く、読み込み時に負荷がかかりがちとのこと。このMODは、それを展開が非常に速い「LZ4」形式へ再圧縮し直します。作者の説明によれば、LZMAの展開速度が概ね20MB/s程度なのに対し、LZ4は最大で5GB/s近くまで出るとされ、その差がロード時間の短縮につながるようです。
その代わり、LZ4はLZMAに比べてファイルサイズが20〜80%ほど増えるとされています。つまり「ディスク容量を少し多めに使う代わりに、読み込みを速くする」トレードオフのMODと理解すると分かりやすいと思います。
主な特徴
- 大型オーバーホールで効果が出やすいようです:Undead Legacy や Darkness Falls などで良好な結果が報告されているとのこと。アセット量の多いMOD環境ほど恩恵が大きいと考えられます。
- 専用サーバーの起動時間にも効くとの報告:作者いわく想定外ながら、Dedicated Server の起動短縮にも役立つようです。
- 元ファイルを残す安全設計:最適化後も元の
.unity3dは*.orgとして保持されます。動作に問題がないと確認できたら、コンソール(F1)でoptimizer cleanupを実行して不要な*.orgを削除できるとのこと。 - 入れて損はしにくい:最悪の場合でも「何も起きない」だけ、と作者は説明しています。なお近年は一部のオーバーホール側がこの最適化を直接取り込み始めているため、将来的には不要になっていく可能性もあるようです。
導入のヒント
一般的なMODと同様、Mods フォルダへ配置する形になると思われますが、いくつか注意点があります。
- EAC(Easy Anti-Cheat)を無効にする必要があるようです。 有効なままでは動作しないとされています。
- 初回起動時はゲームが一時的に無反応になります。 これは最適化処理を行っているためで、数分ほど待てば完了するとのこと。フリーズと勘違いして強制終了しないよう注意しましょう。
- 導入前にセーブやMODフォルダのバックアップを取っておくと安心です(元ファイルは残る設計ですが、念のため)。
- ディスクの空き容量に余裕があるか、事前に確認しておくとよいでしょう。
こんな人におすすめ
- Undead Legacy や Darkness Falls など、大型オーバーホールを遊んでいて起動・ロードが長いと感じている人
- 多数のMODを重ねていて読み込み時間が気になる人
- 専用サーバーを運用していて、再起動のたびの立ち上がりを少しでも速くしたい運営者
- ディスク容量にはある程度余裕があり、容量より速度を優先したい人
逆に、SSDの空き容量がギリギリの環境や、そもそもロードに不満がない軽量な構成では、あえて入れる必要は薄いかもしれません。まずは自分の環境で「効果とサイズ増加のバランス」を試してみるのがよさそうです。