どんなMOD?
複数のMODを併用すると、XMLの解釈がかみ合わず起動時にエラーで落ちてしまうことがあります。7 Days to DieのXML解析は各PC(サーバー・クライアント)ごとに行われるため、こうした衝突は珍しくありません。
このMOD(作者: closerex/カテゴリ: Utilities)は、本来なら例外を投げてゲームを停止させてしまう箇所を「警告」に置き換え、不正なエントリを可能な範囲でスキップして残りを読み込ませる、という発想のツールのようです。作者自身が「典型的な野戦手術(field surgery)」と表現している通り、あくまで応急処置である点に注意が必要です。
主な特徴
説明によると、次のような処理を行うようです。
- ルート(Loot): ルートグループやコンテナに存在しないアイテムが参照されていた場合、そのエントリだけ破棄して残りの解析を続行。トレーダーにも同様に適用。
- レシピ/設計図: 参照先の設計図が欠けていれば解除条件から外し、条件がすべて無効ならそのレシピは「習得不要・最高ティアで作成可能」扱いに。バニラだとレシピをクリックするたびに例外が出続ける挙動を回避できるようです。
- サウンド等の重複: 同名のsound/smell/noiseノードが2つあると、後者が前者を上書き(v1.2.0以降はprogressionにも対応)。
- 欠損アイテムを参照するレシピ: そのレシピ自体を削除、といった処理も行うようです。
ただし作者が明言している通り、本来非対応のMOD同士を「正しく動く」状態にするものではありません。うまく噛み合わない部分を切り落として起動を保つだけで、根本的な互換は各MOD作者による正式なパッチが必要とのことです。
導入のヒント
一般的なMODと同様、Mods フォルダへ展開して配置する形になると思われます。説明では EAC(Easy Anti-Cheat)をOFFにすること、そしてサーバーとクライアント双方への導入が必要とされています(XML解析がマシンごとに行われるため)。マルチプレイでは全員の環境を揃える意識が大切です。導入後は、どのMODのどの部分が切り捨てられたかをログの警告行で確認しておくと、後々のトラブル切り分けに役立つでしょう。
こんな人におすすめ
- たくさんのMODを併用していて、起動時のXMLエラーに悩まされている方
- 原因MODを特定するまでの間、とりあえずゲームを立ち上げて状況を確認したい方
- 「完全な互換」ではなく「まず起動させる」応急処置と割り切って使える方
逆に、各MODを設計通り完璧に動かしたい場合は、正式な互換パッチを探す・作者に相談するのが本筋になります。本MODはその前段の“延命装置”として捉えるのがよさそうです。