ライティング処理を最適化してFPSを稼ぐ「Torch」

Torch(Laydor作)の紹介記事です。クライアント側限定・アルファ段階・EAC無効化が必要という点は事実として押さえつつ、性能向上幅は環境依存なので断定を避けました。


どんなMOD?

Torchは、Laydor氏が公開しているVisuals and Graphicsカテゴリのクライアントサイド専用MODです。7 Days to Dieのライティングエンジン(光源の描画処理)に手を入れ、画面内に光源がたくさんあるときの処理負荷を下げることを目的にしています。

7DTDでは、松明やランタン、電飾の並んだPOI、大型施設の内部など、光源が密集する場所でフレームレートが落ち込みやすい場面があります。Torchはこうした「重くなりがちな状況」に的を絞って最適化するもので、作者の説明によればグラフィックの見た目を犠牲にせずに改善を狙う設計とのことです。テクスチャを削ったり影を消したりして軽くするタイプのMODとは方向性が異なるようです。

主な特徴

  • 効果が出るのは光源が多い場面:作者は「環境や状況によって5〜40FPS程度の向上」と説明しています。掲載されている比較画像は、約150個の光源があるPOI「Jeffelon Zuckergate Estate」やバンカー内部を、i7-12700K + RTX 4090という構成で撮影したものとのことです。あくまで一例なので、自分の環境でどれだけ変わるかは実際に試してみないと分からないと考えたほうがよさそうです。
  • クライアント側のみ:サーバーに導入する必要はなく、自分のPCだけに入れれば動作します。マルチプレイでも、他の参加者に入れてもらう必要はないようです。
  • アルファ段階:現時点ではアルファ版で、今後さらに最適化アップデートが予定されていると案内されています。導入前にバックアップを取っておくと安心です。

導入のヒント

一般的な流れは以下の通りです。

  1. Nexusからファイルをダウンロードし、7 Days to Dieのインストール先にある Mods フォルダへそのまま入れます。
  2. Easy Anti-Cheat(EAC)を無効にしてゲームを起動します。DLLを使うMODなので、これは必須です。EACが必要な公式サーバーには入れなくなる点に注意してください。
  3. メインメニューの Video Settings で Occlusion(オクルージョン)をON にします。OFFのままだと効果が得られないようです。あわせて Shadow Distance も有効にしておく必要があります。

正しく入ったか確認したいときは、ゲーム内で F1キーを押してコンソールを開き、MOD読み込み部分までスクロールしてみてください。Trying to load from folder: TorchLoaded Mod: TorchLoading Patch Light Occlusion: Awake といった行が出ていれば読み込まれています。

こんな人におすすめ

  • 電飾を大量に置いた拠点や、光源の多いPOIでFPSが落ちるのが気になっている人
  • 画質を下げずに軽くしたい人(設定を削るのではなく処理そのものを最適化する方向のMODです)
  • EACを無効にできる環境でプレイしている人(クライアント側MODを普段から使っている人なら問題ないはずです)

逆に、EACが必須の公式サーバーがメインの人や、そもそも光源の少ない環境で遊んでいる人には、恩恵を感じにくいかもしれません。アルファ段階のMODなので、まずは軽く試してみて、体感が変わるか確認するのがよさそうです。

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