どんなMOD?
Nexusの「Avatars」カテゴリで公開されている、作者 yongqisang 氏によるMODです。初音ミク・鏡音リン・巡音ルカ・紲星あかりといったVOCALOID系キャラクターのモデルを、7 Days to Die のキャラクターの見た目として使えるようにするもののようです。
説明文では「どっと式」「Sour式」「つみ式」「TDA」「YYB」といった、MMD界隈でおなじみの配布モデル系統の名前が挙がっています。つまりゲームプレイやバランスを変えるMODではなく、あくまで見た目(アバター)を差し替える方向のMODと考えてよさそうです。ゾンビの挙動や経済、クラフトなどには手を入れていないように読めます。
主な特徴
- モデルのバリエーション:バージョンを重ねるごとに、つみ式-初音ミク/紲星あかり、Sour式-鏡音リン/巡音ルカなどが追加されてきたようです。
- 地道な修正の積み重ね:更新履歴を見ると、どっと式モデルの顎ボーンが重なって見える問題、TDAの露出過多(オーバーエクスポージャー)、リンの三人称視点ダンス時に手が透ける問題など、細かい不具合をひとつずつ潰してきた様子がうかがえます。
- 身長の統一:モデルの背丈を、ゲーム内NPCのビジネスマンJenと同程度の高さに引き上げた、と書かれています(元々背が低い設定のモデルは除く)。他のキャラと並んだときの違和感を減らす狙いのようです。
- マルチプレイでの貫通対策:1.3.3ではガンマ値を上げ、透明度を下げることで、マルチプレイ時にモデルが貫通して見える問題をできる限り軽減しようとした、とあります。「as much as possible」という表現の通り、完全解決ではなさそうです。
- 髪の毛の揺れ:ロングヘアのウェイトを可能な限り調整したものの、「MikuMikuDance ほどではない」と作者自身が正直に述べています。
作者は「自分はモデラーではない」「MMDの専門家でもない」と繰り返し断っており、多層構造の瞳や口内のテクスチャ欠けなど、解決しきれていない問題があることも明記しています。この誠実さは、導入前に期待値を合わせる意味でありがたいところです。
導入のヒント
一般的なMOD導入と同じく、Nexusからダウンロードして解凍し、7 Days To Die/Mods/ フォルダにMODフォルダごと配置する形になると思われます。Vortex経由でも扱えるかもしれませんが、確実なのは配布ページのDescriptionとFilesタブの記載を読むことです。
モデル系のMODは独自アセットを含むため、EAC(アンチチート)をオフにする必要がある可能性があります。また、この手のアバターMODは基本的にクライアント側の見た目に関わるものなので、マルチプレイで使う場合はサーバー管理者に確認してから導入するのが無難です。バージョン更新時は古いフォルダを消してから入れ直すと、ファイルの混在によるトラブルを避けやすくなります。
こんな人におすすめ
- ソロやフレンドとの身内マルチで、自分の見た目にこだわりたい人
- VOCALOIDやMMDが好きで、荒廃した世界を推しキャラで歩き回りたい人
- 配信や動画で、画面の見栄えに個性を出したい人
逆に、ゲームバランスや新要素を求めている人には向きません。あくまで「終末世界の解像度を、自分の好きなキャラで塗り替える」ためのMODです。細かい未解決点も残っていますが、作者が正直にそれを書いた上で更新を続けている点は、選ぶ側としても安心材料になりそうです。