Teragon逆引きレシピ集 — 「こんな世界を作りたい」→ 触る場所

Teragonで色々なワールドを作る近道は、ゼロから組むのではなく既定プリセットを土台に、数カ所のパラメータだけ変えることです。この記事は「作りたい世界 → 触る場所」を逆引きできるレシピ集です。値は目安なので、プレビューを見ながら調整してください(一般則として、既定値の½〜2倍の範囲が無難です)。

自然な海岸線の島マップにしたい

Filter Logistic Square MaskSteepness0.005 などかなり小さい値にします。海岸線が四角くならず、入り組んだ自然な形になります(仕上がりは山・丘の設定にも左右されます)。

マップ外周の水を消したい/増減したい

同じ Filter Logistic Square MaskTrim Midpoint を調整します。既定では末尾が -400。これを -0(=0)にすると外周の水が無くなり、他の効果は残ります。水を減らすなら 400 の数字を小さく、増やすなら大きくします。コマンド自体を無効化しても水は消せますが、その場合は他の効果も失われます。

川を湖に流し込みたい

既定では川は湖を避けて流れます。Subtract Height Map(湖を作る“lakes”セクションのうち、このコマンド1つだけ)を Create Rivers の後・Create Flat Water Map の前へ移動します。川が先に作られ、その上から湖が地形を掘り、最後に水で満たされるため、川が湖を通り抜けるようになります。

湖を作りたい

Subtract Height Map(地形を掘り下げる)+ Create Flat Water Map(水位を設定)の組み合わせで、掘った窪地に水を満たします。Set Sea Level は廃止コマンドなので、水位は Create Flat Water Map で設定します。

巨大な一つの山を中央に置きたい

中央に大きな山を作るマスク/ハイトマップ操作を使います。Add Height Map で山のノイズを足し、Filter Logistic Mask 系で中央に集中させるのが基本パターンです。山の lacunaritygain を上げるほど険しくなりますが、その分 Create Environmental Region Map の処理時間が伸びる点に注意。

メガシティ(巨大都市)を作りたい

町の最大サイズ・数を大きくします。BASICタブの Max Town Size を上げ、Max Town CountMin Town Size で密度を調整します。ただしマップ全体を覆う巨大都市は生成時間が桁違いに伸びるので、まずは小さめで挙動を確認してから広げましょう。

カスタムバイオーム配置にしたい

Create Noise Biome MapCreate Directional Biome MapFill Area with Biome / Fill Altitude with Biome を組み合わせます。「標高でバイオームを変える」「方向(北は雪、南は砂漠)で分ける」といった配置はこれらで実現できます。境界をなじませたいときは Filter Spread Noise / Filter Median Blur を併用します。

ノイズバイオームマップに雪山の頂を足したい

Fill Altitude with Biome で、一定標高より上を雪(snow)バイオームに置き換えると、山頂だけ雪化粧した見た目になります。

カスタムPOIを置きたい

Add Source Path でPOIフォルダを指すのが基本です。v0.50.4以降、原野(region/wilderness)POIは POI Property List 不要で、Add Source Path だけで配置されます。町POIや、細かいパラメータ(特定バイオーム限定・水上限定など)を付けたい場合のみ POI Property List を併用します。詳しくは「カスタムPOI導入」記事へ。

生成を速くしたい(試行錯誤の段階で)

  • Rivers と Erosion は地形確定までオフ。Erosionは最終生成まで切っておく。
  • 地形確認の段階は Create Single Region Map を使い、気に入ったら Create Environmental Region Map に戻す。
  • 道路は最後に。Side Roadsが多すぎるときは Create Side RoadsMax Road Count で上限を設定。
  • 確定した地形・リージョンマップは Export → 以後 Import して該当コマンドを無効化(毎回再生成しない)。

パラメータでランダム/計算式を使いたい

多くのパラメータ欄では Random(範囲からランダム)や計算式(Math)が使えます。生成のたびに少し違う結果にしたいときや、サイズ連動で値を決めたいときに便利です。


各レシピのコマンドの細かい引数は、Teragon内の各コマンド説明(v0.44.3以降はアプリ内に解説が入っています)と公式ドキュメントも併せて確認してください。「こんな世界を作りたい」が他にあれば、レシピを追記していきます。

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